はじめに|「議事録=時間がかかる」はもう過去の話
「3時間の会議の議事録を作るのに、丸1日かかってしまった…」
そんな経験、ありませんか?
今や、AIを活用すれば長時間の会議でも、30分程度で高品質な議事録を完成させることが可能です。
しかも、専門的な知識も難しい操作も不要。
パソコンが得意でなくても、「ツール選び」と「使い方の流れ」さえ知っていれば、誰でも今日から始められます。
この記事では、パソコンが苦手な経営者の方でもすぐ実践できる、AIを使った議事録の作り方をステップごとにやさしく解説します。
なぜ今「AI議事録」が常識になっているのか
昔のやり方は“時間と労力”のムダが多すぎる
これまでの議事録作成は、こんな流れでした:
- 録音を聞きながら文字起こし
- 不要な言葉を削除しながら整える
- 決定事項やToDoを整理してまとめる
3時間の会議なら、最低でも6〜8時間は必要になります。
しかも、集中力が切れて大事な部分を聞き逃したり、記録が抜け落ちるリスクもあります。

ほんとに毎回つらいです…。
再生と一時停止の繰り返しで時間ばかりかかって、終わる頃にはヘトヘトですよ…。



それ、実はもう「過去の方法」なんです!
今はAIを使えば、文字起こし・要約・整理まで自動化できるんですよ
H3:AI時代の議事録は「人が仕上げるだけ」
AIの役割は「議事録の下ごしらえ」。
人間は最後にチェックして微調整するだけです。
- 録音 → AIが自動で文字起こし
- 不要な言葉や曖昧な表現も自動で整理
- 決定事項・重要ポイント・次の行動までまとめてくれる
結果として、「人がゼロから作る6〜8時間の作業」が「AIが90%自動で作って、人は10%だけ仕上げる」という流れに変わっています。
H2:「30分会議」なら3ステップで即完成!
まずは短時間の会議(30分前後)の場合、基本はとてもシンプルです👇
STEP①:録音して文字起こし(iPhoneメモ or Notta)
- iPhoneなら「メモアプリ」で音声入力するだけでも自動文字起こし可能
- より正確に仕上げたい場合は「Notta(ノッタ)」や「Whisper(ウィスパー)」を使うと◎
💡 30分程度なら数分でテキスト化でき、「あー」「えー」などの不要語も自動で除去できます。
STEP②:ChatGPTで「議事録化」する
文字起こししたテキストをそのままChatGPTに貼りつけて、こう指示します:
「以下の文字起こしを、議事録として整理してください。要点、決定事項、ToDo、発言者別にまとめてください。」
これだけで、読みやすく整理された議事録が完成します。



え…?たったそれだけで“議事録っぽく”なるんですか?



そうなんです! 書式・章立て・重要事項の整理まで、AIが全部やってくれますよ
STEP③:必要に応じて図解・要約(Napkin AIなど)
決定事項や業務の流れを図解したい場合は、Napkin AIなどの図解ツールを使えばさらにわかりやすくなります。
報告書・社内共有資料としてもそのまま使えるレベルです。
H2:「3時間会議」は“分割・要約・統合”が王道!
30分なら簡単ですが、3時間以上の長時間会議は「そのまま文字起こし」はおすすめできません。
理由は、データが重すぎて処理が遅くなるだけでなく、AIの精度も下がってしまうからです。
H3:STEP① 録音データを分割する
- 1時間ごと、または議題ごとに分ける(例:Part1・Part2・Part3)
- 分割すると文字起こしの精度が大きく向上し、後の要約もしやすくなります
H3:STEP② 各パートを文字起こし
- 「Notta」や「Whisper」でパートごとに文字起こし
- 1本あたり10〜15分で完了、3時間でも1時間以内で文字化可能
H3:STEP③ 各パートをAIで議事録化
各パートごとにChatGPTへ依頼し、議題・要点・決定事項を整理してもらいます。
この時点で「パートごとの議事録」が完成します。



なるほど…長い会議は一気にやらず、分けてAIに渡すんですね!



そうです! これが“分割→要約→統合”の考え方ですよ。長時間会議はこのやり方が一番効率的です
H3:STEP④ 全体を統合して最終議事録へ
最後に、パートごとの議事録をすべてまとめてAIにこう指示します:
「以下の3つの議事録を統合し、重複を整理して時系列順にまとめてください。章立てとToDo付きで最終版を作成してください。」
こうすることで、「3時間の会議全体を一目で理解できる議事録」が完成します。
H2:AI議事録で得られる3つの大きなメリット
① 時間の節約
6〜8時間かかっていた作業が30分〜1時間で完了します。
② 抜け漏れのない記録
AIは集中力が切れず、細かい発言や重要ポイントも正確に拾います。
③ 誰でも再現できる
専門知識がなくても、同じ手順を踏めば誰でも同レベルの議事録を作成できます。
まとめ|“議事録職人”は、もうAIが担う時代
AI時代の議事録作成は、「ゼロから書く」ではなく「AIにまとめさせて仕上げる」へと変わりました。
特に3時間以上の会議は、**「分割 → 要約 → 統合」**の考え方さえ覚えておけば、もう時間も労力も奪われることはありません。



今まで「議事録は面倒な仕事」と思っていましたが、やり方を知るだけでこんなに楽になるんですね…!



そうなんです! AIは「時間のかかる仕事」を一瞬で終わらせてくれる最高の相棒です
あとは、あなたがそれを“使える人”になるだけ。
今日から、議事録に時間をかけない働き方を始めましょう!
今日のまとめ
- 30分会議:録音 → 文字起こし → ChatGPT整形(+図解)で15〜20分
- 3時間会議:「分割 → 要約 → 統合」で効率と精度を両立
- 最後の仕上げだけ自分でチェックすればOK!
このやり方を一度覚えてしまえば、「議事録で1日つぶれる」なんて日々とはもうお別れです。
AIを味方につけて、もっと“本当にやるべき仕事”に時間を使っていきましょう💻✨
✅ この記事は「ぱそあん」がお届けする、“パソコンが苦手でもできるデジタル仕事術”シリーズのひとつです。